高カカオチョコレートが体に良いと評判で食べてみたけど苦くて食べれない…。そんな方へ、美味しく食べられる高カカオチョコレートがどれなのかを実際に食べ比べてご紹介します!やみくもにコンビニでカカオ70%以上のチョコレートを買ってしまう前に、ぜひここで味のチェックしてください!
この記事のもくじ
日本のチョコレート市場にカカオ70%の本格ビターチョコとしてはじめて誕生したカレ・ド・ショコラcacao70。高カカオチョコレートのパイオニア的存在です。
カカオが持っている独特の苦みとビター感を味わえるように、数種類のカカオ豆をブレンドし、理想的な焙煎方法を組み合わせています。その結果、カカオ豆に含まれる雑味を抑え、カカオ70でしか味わえない香りやコク、食べやすさを実現。高カカオのおいしさがシンプルに伝わるチョコレートになっています。
明治から発売されているカカオ70%のthechocolate。コンフォートビターとエレガントビターの2種類の味から選べ、それぞれに違った美味しさが味わえます。コンフォートビターは主にベネズエラ産のカカオ豆を使い、高温の深煎りローストにより力強いカカオ感を演出。さらにナッツのような甘味を引き出しています。
エレガントビターはブラジルとドミニカ共和国産出のカカオを中心に使用。カカオが持っているフルーツのような香りを楽しむことできる一品になっています。2種類を食べてみると違いが分かって面白いかもしれません。
1998年に明治から発売されて20周年を迎えるチョコレート効果。カカオの持つ華やかな香りとコク、程よい苦みを味わえるチョコレートです。食べやすいように一口サイズのチョコが小分けになっているので、一度開けてしまったチョコの保存方法をどうしようかと考える必要がありません。
健康に良いとされるカカオポリフェノールも多く含まれているので、健康志向を高めながらチョコレートを楽しむことができます。
大手お菓子メーカーの不二家から発売されているルック・カレは、カカオ成分が70%配合された薄板のチョコレートです。使われているカカオはエクアドル産・ベネズエラ産・ガーナ産・ドミニカ産の全4種類。また、味わいに奥行きを持たせるために、フランス産のダーククーベルチュールチョコレートを配合しています。
これらを不二家独自のバランスでブレンドしているため、カカオの苦みの中にほのかな甘みを感じられる絶妙な味わいを楽しむことができます。
2017年にリニューアルした「おいしいハイカカオ72」は、食べやすさを重視して改良を重ねた製品です。口溶けが滑らで、酸味を抑えたほろ苦い甘さになりました。ビターなチョコが苦手な人でも食べやすい味です。カカオが72%配合されており、ほのかな甘さを感じられるので、コーヒーとの相性が◎。1日5~6粒を目安としていますが、腹持ちが良いので少ない量で少しづつ食べると空腹感を抑えられるでしょう。ほど良い苦さを感じられる、ハイカカオチョコレートに抵抗がある人でも挑戦しやすいチョコレートです。
カカオの配合量は、ハイカカオチョコレートの中で最小限の70%です。基準値ギリギリまでカカオの量を抑えて作られました。カカオにミルクを少量加えることで、まろやかな味に仕上げた毎日カカオ70。口コミで「ほどよい甘さ」と高い評価を受けているチョコレートです。
スーパーやコンビニなどで手軽に購入できるのが、続けやすいポイント。一袋に30粒以上入っているため、毎日少しづつ食べられます。手軽にハイカカオチョコレートを摂取したい人におすすめの商品です。
カカオを77%含んでいるカフェタッセ カカオ77。「カフェ」の名前の通り、コーヒーとの相性を追及して作られたチョコレートです。南アフリカのカカオ豆がブレンドされていて、カカオ本来の香りとコクのある味わいを存分に楽しめます。甘さを抑えた大人のチョコレートが好きな人におすすめです。
製造会社は、ベルギーの代表的なチョコレートメーカー。ヨーロッパを中心に、アメリカやアジア40ヶ国のチョコレートグルメたちに愛されています。
発売を開始してから20周年を迎えるロングセラー商品のチョコレート効果。カカオ分を86%配合している本格的なビターチョコレートです。力強い苦みとカカオの香りを味わえる仕上がりになっています。苦みの中にあるほのかな甘みも特徴的で、ビター好きにはちょうど良いバランスと言えるでしょう。チョコレート効果にはカカオ成分が72%のものもありますが、よりカカオ味と風味を試したい方はワンランク上の86%がおすすめです。
北海道にあるチョコレート工場で作られているピュアチョコレート「マイルドビター」はロイズから発売されています。渋みと深みを抑えたカカオをベースにしており、まろやかさを持たせるために少しだけミルクを配合。カカオの持つ深みのある味わいと優しさを活かした、カカオ分80%のチョコレートとなっています。
話題のスーパーフード「ルクマ」を含んだオーガニックチョコレートです。GI値が低く、自然な甘みがあるため、ダイエット中のおやつに最適。カカオが80%以上配合されており、81%、82%、94%と配合量に応じてチョコを選べます。味はオレンジやバニラなど合計6種類。日替わりで味を変える楽しみもあるチョコレートです。
エクアドル産の有機カカオを使用。カカオ豆は焙煎されておらず、低速低温で挽かれているため、食物酵素やビタミンなども摂取できます。
リンツから発売されている最高峰のエクセレンスシリーズ90%カカオのチョコレートです。力強く濃厚なカカオの風味と、やわらかな酸味でキレのある味わいになっています。
包みを開けた瞬間からカカオの上質な香ばしい香りを楽しむことができ、品格さえ感じてしまうほど。カカオ90%の中でも「これなら食べられる!」と口コミがあるので、90%以上のチョコレートにチャレンジしたい方は、エクセレンス・90%カカオから食べてるのもありです。
カカオを90%配合しており、カカオ本来のコクとクセになる苦さを存分に味わえるチョコレートです。苦さを出しつつも食べやすくするために、砂糖を少量加えている点も◎。口コミでは、「ほんのりした苦さがクセになる」と好評でした。
20枚入りのチョコで1枚ずつ包装されています。必要な分だけ取り出して保管できるところも魅力です。お酒のお供として食べても良いですし、人気メーカーの商品なので来客用やプレゼントなどに活用してもOK。北海道からの輸送がメインになるため入手の際は、送料がかかりますがリピーターが絶えない人気のチョコレートです。
ブラックチョコもホワイトチョコも、どちらも原料はカカオ豆です。ブラックチョコやビターチョコは、甘みが少ない分「低カロリー」というイメージが先行していますが、正確には違います。カカオにはカカオバター(脂肪分)が含まれているため、カカオ濃度が高くなるとそれだけ脂肪分も多くなるもの。つまり、カカオ濃度に比例して脂質も上がるため、過剰に摂取するのはNGです。「甘くないブラックチョコだからダイエット中でもOK」という考えは持たないようにしましょう。
意外なことに、砂糖やミルクを取り込んだホワイチョコよりも、ブラック・ビターチョコレートの方が高カロリーなのです。
ただし、カカオに含まれているポリフェノールには、便通の改善や血行促進、脂肪蓄積の抑制などの効果が期待できます。ダイエット中に引き起こす便秘やストレスなどを軽減する作用があるため、適度に摂取したいもの。
ダイエットに支障をきたさないカカオの摂取量は1日50g(板チョコ一枚分)。ダイエット中のお供として、1日50gハイカカオチョコレートを取り入れることをおすすめします。カカオに含まれているポリフェノールの働きは、食べてから数時間以内のみ持続するもの。朝昼晩と食事のタイミングに合わせて、少しづつ食べるようにしましょう。
先に紹介した高カカオチョコレートを実際に食べてみようと思います!そこでカカオ70%のチョコレートの中でも苦いものはどれか、80%以上でも美味しく食べられるチョコレートはどれかを調査します。
調査結果の発表まで今しばらくおまちください。
Coming Soon
近年、カカオ率70%以上の「高カカオチョコレート」をうたったチョコレートが多数発売されています。健康に良い一面もありますが、食べ方には注意が必要です。
カカオがたくさん入っていると、それに伴い脂質の量も増えてしまいます。また、利尿作用や興奮作用を持つカフェインやテオプロミンが含まれているため、薬の服用にも注意が必要。ここでは国民生活センターが「カカオ分70%以上のチョコレート」を対象にした調査[注1]をもとに、注意点を解説します。
国民生活センターの調査によると高カカオチョコレートの脂質の割合は40.7~53.5%で、普通のチョコと比べると1.2~1.5倍も含まれていることが分かりました。
テストに使われた市販のチョコは50gあたり20.4~26.8gの脂質を含んでいます。この量は板チョコ1枚分食べると、30・40代の女性が生活習慣病予防のために目指すべき量の44~56gの半分に相当。板チョコ2枚分を食べると、それだけで1日分の脂質を摂ることに。
またカロリーで計算すると100gあたり592~655kcalになります。普段の食事にこの量がプラスされるとなると、過剰摂取になりかねません。チョコを食べてよい量を考えるときには、食事から摂れる脂質の量も考えることが必要です。
利尿作用や興奮、気管支拡張などの作用を持つテオプロミンとカフェイン。高カカオチョコレートは普通のチョコと比べると2つの成分が約4倍も含んでいるものがありました。
ですが、テオブロミンやカフェインは健康であれば普段より多めに摂っても問題はありません。気を付けなければいけないのは、この成分に敏感な幼児やお年寄り、気管支炎拡張薬として使われているテオフィリンといった薬を使っている方です。
しかし、このテオブロミンやカフェイン量を記載している市販の高カカオチョコは無かったようですので、今回紹介した含有量をもとに過剰摂取にならないよう気を付けましょう。
ニッケルとは金属の一種なので、チョコレートに含まれていると聞いて驚かれる方がいるかと思います。ですが、カカオはもともと微量のニッケルを含んでいる為、カカオを使ったチョコにも入っているのです。
またニッケルは金属アレルギー症状の報告が多い金属のひとつ。調査によると、高カカオチョコレートは普通のチョコと比べて、1.9~3.8倍の量が含まれていることが分かりました。ニッケルアレルギーの方は、食べることにより症状が発生するおそれがあるので注意が必要です。
国民生活センターは、調査の結果をもとに高カカオチョコレートを食べる方へ以下のようにアドバイスをしています。
また、国民生活センターからのアドバイスだけではなく、日本チョコレート・ココア協会というチョコに関する調査を積極的に行なっている協会からも、摂り方についてコメントがありましたので、内容をまとめて紹介しています。
高カカオチョコレートには良い面もたくさんありますが、摂り過ぎはNGということが分かりました。食べ過ぎないように注意しながら、高カカオチョコレートを堪能しましょう。
チョコレートを食べて健康を目指すならばカカオ70%、カカオ80%などの含有率だけではなく、GI値にも注目してみましょう。
GIとは食後の血糖値の上昇度を示すものです。GI値が低いということは、糖分が穏やかに吸収されるため、脂肪が付きにくくなるメリットがあります。
これはつまりダイエット中の方はもちろんですが、糖尿病など血糖値に悩んでいる方でも比較的安心してチョコレートを楽しめるということ。低GIでも、チョコレートに含まれているカカオポリフェノールはしっかりと摂れるので、血流の改善や抗酸化作用による美肌効果の恩恵はそのまま。
低GIチョコレートはただの高カカオチョコレートよりも、健康への効果をキープしながらダイエットに励めるのです。また砂糖が使われていない種類の低GIチョコレートが多いので、体内の健康効果だけでなく、虫歯になりにくいというメリットも。
このサイトでは高カカオチョコレート以外にも低GIチョコレートについても紹介しているので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね!
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