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カカオの効果について

カカオの成分

カカオ豆に含まれる成分

炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルは5大栄養素であり、カカオ豆に特別多く含まれているわけではありません。また、カカオ豆に含まれるカフェインは約8mgです。コーヒー 約60mg、紅茶 約30mg、煎茶 約20mgと比べると、微量であることが分かります。
一方で、カカオ豆には「食物繊維」「テオブロミン(苦味成分)」「ポリフェノール」が豊富であり、健康効果を十分に期待できるとされています。

たとえば、カカオ豆のおよそ4分の1は食物繊維です。特に不溶性食物繊維を多く含んでおり、摂取すると水分の吸収により何十倍にも膨れ上がります。カカオが含まれる食品を摂取すれば、お腹が膨れて満腹感を得やすいといえるでしょう。さらに、不溶性食物繊維は腸の働きを活発にしてくれるため、便通改善の効果もあります。

苦味成分であるテオブロミンにも注目していきたいところです。テオブロミンは、自律神経のバランスを調節して体をリラックスさせてくれます。カフェインと似たような効果を期待できますが、カフェインよりも弱い作用とされています。何かを頑張りたいときではなく、ホッと一息つきたいときにテオブロミンが活躍するイメージですね。ただし、利尿作用についてはカフェインと同程度の効果があります。利尿作用が強いということは中枢神経を刺激しやすいため、妊娠中・授乳中の女性や小さいお子さんではテオブロミンを控えたほうがよいでしょう。

そして、カカオの成分の中でも特に期待できる健康効果といえば、ポリフェノールです。ポリフェノールで思い出すのはワイン、という方も多いのではないでしょうか?カカオ豆を上手に摂取していけば、体に良いとされるポリフェノールも賢く摂れますよ。以下では、ポリフェノールがどれだけ体に良いのかをみていきます。

ポリフェノールとは

ポリフェノールとは、植物由来の色素成分です。苦味や渋味があるのが特徴であり、自然界に5,000種以上も存在します。肉や魚には含まれておらず、野菜や果物、ナッツ、オリーブ、茶葉、ぶどうなどから摂取可能です。

ポリフェノールの健康効果といえば、主に抗酸化作用が挙げられます。抗酸化作用とは、細胞の老化を防ぐために存在するもの。ポリフェノールの摂取で抗酸化作用が高まり、体内の活性酸素を除去してくれます。活性酸素とは、強い酸化力と殺菌力を発揮する物質です。体に悪影響を及ぼす細菌やがん細胞を排除してくれるため、何歳になっても必要な物質といえます。しかし活性酸素は、ストレスや不規則な生活、タバコ、紫外線などの刺激によっても過剰に生成されます。活性酸素が余計に存在すると、そのまま体のサビになってしまうので注意してください。そんなアンチエイジング(抗老化)目的で活躍するポリフェノールは、食品中にどれだけ入っているのかを比較してみましょう。

白ワイン(100ml) 約10mg
赤ワイン(100ml) 約100mg
緑茶(100ml) 約200mg
ミルクチョコレート(100g) 約240mg
ダークチョコレート(100g) 約1,700mg
ココアパウダー(100g) 約3,400mg

食品の中でも、チョコレートやココアに含まれるポリフェノール量が多いとされています。ちなみにココアパウダーとは、市販の甘い粉末ココアではありません。カカオ豆をそのまま砕いて粉状にしたものであり、純ココア(ピュアココア)とも呼ばれています。

カカオポリフェノールの効果とは

ダイエット

カカオを摂取すれば、体の中の余分な脂肪を燃焼してくれます。脂肪燃焼のきっかけとなるのは、カカオポリフェノールの抗酸化作用です。血流の改善により新陳代謝が良くなれば、余分な老廃物を排出します。溜まった脂肪も同様に代謝されるようになり、結果として脂肪燃焼につながります。
HDL(悪玉コレステロール)除去の効果があるのも、カカオポリフェノールの魅力です。HDLを減少させれば、メタボの予防・改善にも期待できます。

さらにカカオポリフェノールを摂取すれば、むくみの解消につながります。むくみの原因は、血管の機能低下です。抗酸化作用によって血管機能が向上するため、積極的にカカオポリフェノールを摂りたいところですね。 むくみがひどくなると体重が約2kgも増えてしまいます。逆に言えば、むくみで悩んでいる方がむくみを解消するだけでダイエットを成功できますよ。

そんなカカオポリフェノールのダイエット効果を実感できるのは、個人差もありますが「カカオ含有量70%以上のもの」とされています。身近な食品でいえば、チョコレートが挙げられます。 カカオが原料のチョコレートならば、少し食べるだけで血糖値が一気に上がり、満腹を感じやすくなります。食前や食後に摂取すれば食欲を抑えてくれるはずです。食前ならば10~20分前、食後はすぐに食べるのがおすすめ。血糖値を上手に上げて、食事の早食い・食べ過ぎを防ぎましょう。 ダイエットを成功させるためには、食事量を抑えられるかが重要です。チョコレートを少量食べて、上手に食欲をコントロールしましょう。ちなみにチョコレート独特のほろ苦さにも、食欲を抑える効果があります。カカオポリフェノールの効果に加えて、より良いダイエットを続けられるかもしれません。

とはいえ、カカオ70%以上のチョコレートをたくさん食べればよいわけではありません。1日の目安は板チョコ半分であり、さらにそれを3回に分けて食べましょう。一度に板チョコを半分食べ切ると、血糖値が上がり過ぎて、糖質が脂肪に変わりやすくなります。せっかくのカカオポリフェノールの効果を実感できなくなるため、注意してください。

美肌効果

カカオポリフェノールには、皮ふの炎症を抑えて保湿力を上げる効果があります。また、肌の血行を促進して、肌のキメまで整えてくれます。さらには損傷した皮ふ細胞の修復を行ってくれるため、肌トラブルの予防や改善にも有効なのです。

ほかにも、カカオポリフェノールを摂取すれば体内の活性酸素を除去してくれます。活性酸素は、蓄積されると細胞の老化にかかわってしまうもの。肌にダメージを与える前に対処できるため、しみやしわ、たるみ、くすみ、乾燥肌などにお悩みの方にとってはうれしい美肌効果なのです。 紫外線による肌のダメージであっても、カカオポリフェノールで炎症抑制、保湿力向上、血行促進、修復作用を期待できます。女性にとって、何ともうれしい効果ばかりですね。

いわゆるアンチエイジング(抗老化)効果があるカカオポリフェノールは、30代になってから特に意識して摂取したい成分です。なぜ30代からなのかというと、体内の抗酸化作用は20代後半がピークであるからです。活性酸素を除去する方法は、カカオポリフェノールの摂取だけではありません。私たちに本来備わっている抗酸化作用があるからこそ、10代・20代のうちは肌トラブルにあまり悩まされないのです。30代に突入してから抗酸化作用が衰えるため、アンチエイジング効果のある成分を積極的に摂ったほうがよいでしょう。

そして近年では、研究によりカカオポリフェノールの効果がますます明らかになっています。たとえば、肌荒れにかんしての研究をみていきましょう。カカオポリフェノールを多く含む食品を12週間摂取すれば、皮ふの角層水分量の低下を防げることが分かりました。また、紫外線を当てて24時間後に皮ふが赤くなるところ、カカオポリフェノールの継続摂取によりその現象を抑えられます。

参照元:みんなの健康チョコライフ(株式会社 明治)

便秘改善

カカオポリフェノールには腸内の善玉菌を増やす作用があるため、便秘改善の効果が期待できます。特に善玉菌の中でも、酢酸を産生するビフィズス菌と、酪酸を産生する大便球菌などが重要です。これらはカカオポリフェノールではなくても、食物繊維や乳酸菌飲料、運動、睡眠などで整えられます。大切なのは、カカオポリフェノールを上手に生活に取り入れることです。

また、ポリフェノールはHDL(善玉コレステロール)値も上昇させるため、より良い腸内環境を整える成分として知られています。2014年の「チョコレート摂取による健康機能に関する実証研究(愛知県蒲郡市・明治・愛知学院大学の共同研究)」では、カカオに含まれるポリフェノールにも、HDL値上昇の機能性が確認されました。この研究では45~69歳の347人に、カカオ72%のチョコレートを1日25g、4週間食べてもらっています。市販の板チョコの半分程度の量を1ヶ月食べ続ければ、便秘改善の効果を大いに期待できるでしょう。

最近ではカカオポリフェノールだけではなく、カカオプロテインにも便秘改善効果があるといわれています。カカオプロテインは食物繊維と似たような働きをしており、老廃物を集めながら柔らかい便を作ってくれるのが特徴です。
また、カカオプロテインには難消化性の性質があります。難消化性のタンパク質ならば、消化吸収されずに大腸まで行き届きます。そのままカカオプロテインは便のもととなり、便のかさを増やせる成分です。さらにカカオプロテインは腸内細菌のえさとなり、整腸作用に関与します。カカオポリフェノールと一緒に摂取できるから、積極的にカカオで便秘を改善したいところです。

以下は、明治と帝京大学が共同で行った「カカオプロテインの便通改善効果」という研究です。

【対象者】 20歳以上50歳未満、かつ排便回数が週4回以下(便秘気味)の女性31人

【研究内容】 カカオが含まれないホワイトチョコレートを15人に、カカオ72%のダークチョコレートを16人に、それぞれ食べてもらいました。1日25gずつ、2週間食べ続けてもらったところ、ホワイトチョコ群に比べてダークチョコレート(高カカオ)群に3つの効果が確認されました。

  • 排便回数が多くなった
  • 便の色が薄くなった
  • 便の量が増えた

参照元:高カカオチョコは腸内で善玉菌を増やす (日経電子版)

ストレス緩和

疲れている時にチョコレートを少し食べて、良い気分転換になったことはありませんか?ダイエットをしていると我慢する場面が訪れやすく、ついストレスが溜まってしまいます。ストレスの緩和のためにも、ぜひカカオポリフェノールの取り入れたいところです。上手にストレスを緩和できる存在は、挫折しがちなダイエットを継続するきっかけとなるでしょう。

カカオポリフェノールがストレスホルモンの分泌低下に関与していると分かったのは、21世紀に入る前からとされています。1998年2月に、東京医科大学の研究調査「カカオマスポリフェノールの薬理学的特徴 抗ストレス効果」が公表されました。この研究では動物実験ですが、ラットにカカオポリフェノールを与えてストレスホルモンが大きく減少したことが明らかになりました

ヨーロッパでは実際に、安眠目的でカカオを取り入れる方がいるそうです。カカオの香りでもリラックスできるため、注目すべき効果といえます。忙しいとき、大事な用事があるとき、何だか嫌なことがあったときに、意識してカカオを摂取してみてはいかがでしょうか?ダイエットでストレスを感じやすくなる方も、カカオポリフェノールに目を向けてみましょう。

とはいえ、カカオの過剰摂取をすると気分が悪くなり、余計にストレスを溜めてしまいます。何事もバランスが一番ですので、適量を心がけましょう。チョコレートの場合は、1日25g(板チョコの半分)を目安にすると良いと言われています。

参照元:「カカオマスポリフェノールの薬理学的特徴-抗ストレス効果-」武田弘志(東京医科大学助教授)

疲労回復

チョコレートを一口食べるだけでホッと一息つけたことはありませんか?「なんだか疲れたなぁ」と感じたときにカカオポリフェノールを摂取すると、血流改善や成長ホルモン増加により疲労回復が早まります。

カカオポリフェノールと疲労回復の関係には、科学的根拠がきちんとあります。2005年にイタリアのラクイラ大学の研究チームは、「フラバノール(カカオポリフェノール)は血管内皮細胞に作用して、一酸化窒素の産出量を増加させる」と発表しました。一酸化窒素には、血管を拡張させて血流を良くする働きがあります。血流が改善されれば、体のだるさが解消されて、肉体疲労の回復につながるでしょう。また、一酸化窒素には成長ホルモンの分泌を促進させる働きもあります。成長ホルモンは、やる気の出やすい体質、疲れにくい体をつくるきっかけとなるため、精神疲労の回復にも役立つはずです。 ほかの研究では、「フラバノールは気分の上がり下がりを調節してくれる」といった考察もあります。疲労回復だけではなく、うつ病の改善にも役立つのがカカオポリフェノールなのです。

ダイエット中にもカカオポリフェノールが役立ちます。甘いものをストイックに禁止して、精神的に滅入ってしまった場合にいったんリセットできます。

カカオポリフェノールの効果とは少し違いますが、過度なダイエットは糖分不足を引き起こして、脳を疲れさせてしまいます。そんなときに、チョコレートを食べればすぐに脳の栄養となり、頭がぼーっとする疲労感も軽減されるでしょう。

ただし疲れているからといって、チョコレートを大量に食べるのはおすすめしません。カカオには中枢神経を刺激する成分が少なからず入っているため、興奮状態により逆に疲れが溜まりやすくなるとされています。

アレルギー症状の改善

チョコレートに豊富に含まれるカカオポリフェノールが、アレルギー症状の改善に役立っています。 アレルギーとはそもそも、外敵の侵入を阻止するための免疫システムが過剰反応してしまうものです。ウイルス・細菌といった病原体だけではなく、ダニの死骸や花粉なども外敵として認識する場合があります。体内が敵と認識してしまった物質は、そのままアレルゲン(アレルギーの原因物質)になってしまいます。

アレルギー症状を改善するためには、アレルゲンに対して起こる免疫機能を阻止しなければなりません。カカオポリフェノールならば、3つの対策で免疫機能を阻止してくれます。

  • 【対策その1】肥満細胞からヒスタミンが放出されるのを防ぐ
  • ダニの死骸や花粉を吸い込むと、Bリンパ球がIgE抗体を作り出します。肥満細胞はIgE抗体と結合することで、ヒスタミンを放出します。こうなってしまうと、くしゃみやかゆみといったアレルギー症状が出てきてしまうのです。 しかし、とある研究ではチョコレート摂取1時間後に、ヒスタミンの放出が抑制されることが分かりました。カカオポリフェノールには炎症を抑える効果もあるため、アレルギー反応が起きた後でも症状を改善できると考えられています。

  • 【対策その2】好酸球からロイコトリエンの過剰放出を防ぐ

好酸球とは、免疫機能によりロイコトリエンを放出する顆粒の白血球です。アレルギー反応によりロイコトリエンが過剰に放出されると、鼻詰まりの症状を引き起こしてしまいます。ロイコトリエンの過剰放出を防ぐ効果も、カカオポリフェノールに秘められています。

  • 【対策その3】リンパ球の増殖を防ぐ
  • 免疫反応が起こると、外敵を排除するためにTリンパ球とBリンパ球が増殖します。これらのリンパ球が過剰に増えてしまっても、アレルギー症状を引き起こしてしまいます。ところが、カカオポリフェノールを摂取した後のアレルギー患者の血液を調べてみると、Tリンパ球・Bリンパ球の過剰な増殖が抑制されていました。

参照元:みんなの健康チョコライフ(株式会社 明治)

血圧の低下

高血圧の原因には、血管が細くなって血管内の抵抗が高まる点が挙げられます。カカオポリフェノールには血管を広げる働きがあるため、血圧の低下にも関与しているとされています。

ーロッパでは、カカオポリフェノールと血圧の関係について実験が行われました。 被験者は「カカオポリフェノールあり群(ミルクチョコレート)」と「カカオポリフェノールなし群(ホワイトチョコレート)」に分かれます。そして1日に100gのチョコレートを食べてもらい、経過観察を行いました。するとカカオポリフェノールあり群には、血圧の低下といったメリットが認められました。しかしこの実験では、板チョコ2枚分のチョコレート(約500kcal)を毎日食べなければならず、体重やBMIの増加も引き起こしてしまいました。
この実験を踏まえて、愛知県蒲郡(がまごおり)で行われた実証研究では、ミルクチョコレートではなく高カカオチョコレート群(カカオ70%以上のダークチョコレート)」を選びました。その結果、高血圧の人の血圧が低下して、体重やBMIにも影響は出なかったとのことです。

とはいえ板チョコ2枚分のチョコレート(約500kcal)となると、あまり現実的な量ではありませんよね。ヨーロッパでは昔からチョコレートを食べる習慣があるため、実験段階でも多めに摂取していたのかもしれません。最近では、ポリフェノールを豊富に含むチョコレートが日本で販売されています。高ポリフェノールチョコレートを選んで毎日25g程度(板チョコ半分)食べるのであれば、美味しく楽しく血圧低下を実感できるでしょう。

お茶や赤ワインにもポリフェノールが含まれていますが、カカオ製品のほうがポリフェノールを多く含んでいる傾向にあります。高カカオチョコレートや高ポリフェノールチョコレートを食べたことがない方は、自分に合うかどうか一度試してみてはいかがでしょうか?

参照元:みんなの健康チョコライフ(株式会社 明治)

動脈硬化の予防

カカオポリフェノールには、LDL(悪玉コレステロール)の酸化を防ぐ働きがあることが分かりました。 動脈硬化の原因には、LDLの酸化が挙げられます。LDLが活性酸素の影響を受けてしまい、血管に弾力性がなくなってしまいます。虚血性心疾患や脳卒中などは、動脈硬化から引き起こされることが多く、死因の上位としても知られる病気なのです。

カカオポリフェノールと動脈硬化の予防については、あらゆる研究が続けられています。カカオポリフェノールのLDL酸化防止効果は、どれほど血液の流れを良くするのか、どれほど血管をしなやかにするのか、日々考察が行われているのが現状といえます。動脈硬化を防ぐための成分の1つとして、私たちもカカオポリフェノールに目を向けてみることも大切です。
もっと噛み砕いて言えば、チョコレートを食べることで血液がサラサラになるのか、そして血管がしなやかになるのかを知っておく必要があります。チョコレートの健康効果は科学的根拠に基づいたレベルで証明されるべきであるし、私たちはカカオポリフェノールを豊富に含むチョコレートを食べて動脈硬化の予防を意識してみたほうがよいでしょう。

特殊な測定機器を使って調べてみると、血液の流れ方には個人差があるのが一目で分かります。運動習慣や食事内容、体質など、さまざまな要因により血液の流れを左右します。以下の実験結果を参考にしながら、カカオポリフェノールを日々の生活に取り入れるべきか検討してみてください。

◎血液がサラサラになった事例

健常な男女11名に、カカオポリフェノール500mgを含むチョコレート25g(板チョコ半分相当)を食べてもらいます。そして調査を進めてみると、全員の血液の流れる時間が短縮されました。とある男性の血液では、70秒から40秒へと大幅に改善されました。

◎血管がしなやかになった事例

健常な男女21名 に、「高フラボノイド(カカオポリフェノール)チョコレート」あるいは「低フラボノイドチョコレート」のいずれかを46g(板チョコ1枚相当)、2週間食べてもらいます。すると高フラボノイドチョコレートを食べた人たちは、低フラボノイドチョコレートを食べた人たちよりも血管がしなやかさになったとの報告があります。

参照元:みんなの健康チョコライフ(株式会社 明治)

脳の若返り

高カカオチョコレートを摂取し続けていると、うつ病やアルツハイマー型認知症、記憶・学習などの認知機能に効果があると考えられています。カカオポリフェノールが、いわゆる脳の若返りに関与する可能性も高まってきています。内閣府と明治が共同開発により「高カカオチョコレートの継続摂取による脳の若返り効果」についての実験を行いました。高カカオチョコレートを摂取すれば、大脳皮質の量が増加して、学習機能を高めるというものです。

高カカオチョコレートの摂取がBDNF(Brain-derived neurotrophic factor)を増やすともいわれています。BDNFとは脳由来神経栄養因子と呼ばれる、タンパク質の一種です。脳内記憶にかかわる海馬(かいば)に多く含まれており、神経細胞の動きを活発化させて記憶や学習などのパフォーマンスを向上させます。
適度な運動を行えば、BDNFを増やせることが分かっています。そこへさらに抗酸化作用のある成分を投与すると、「運動によって生じる酸化ストレスを減らし、海馬のBDNFが生まれやすい環境になる」と報告されました。

BDNFは一体どのような働きをしているのか、ほかにもさまざまな実験が行われています。

◎カカオポリフェノールにより、BDNFを含む脳の血流量が増加する

愛知県蒲郡市、愛知学院大学、明治の共同で「チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究」が行われました。研究の結果、高濃度のカカオポリフェノールが脳の血流量を増やすとのこと。そしてBDNFを含む血流の増加により、認知機能も高める可能性が報告されています。

神経細胞のかたまりである脳が毎日活動しているからこそ、私たちは記憶したり判断したりできます。カカオポリフェノールを意識して摂取すれば、脳の若返りも期待できるでしょう。

参照元:みんなの健康チョコライフ(株式会社 明治)

チョコレート市場の盛り上がりのワケとは

2011年から、チョコレート市場が全体的に伸びてきています。さらには近年の健康ブームと合わさって、ハイカカオ商品の勢いが止まりません。
ハイカカオチョコレートは通常のチョコレートと比べて、約2倍のカカオが含まれています。カカオポリフェノールの健康効果も認められつつあり、商品としては砂糖や乳脂肪が少ない点が人気の理由です。

そんなハイカカオチョコレートの先駆けは、1997年に発売された森永製菓の「カカオ70」です。その名のとおり、カカオが70%配合されています。「カレ・ド・ショコラ カカオ70」としてリニューアルしてからは、ハイカカオ商品の中でもトップクラスの売り上げを誇っています。

明治の「チョコレート効果」シリーズも、根強い人気があります。1998年に高ポリフェノールチョコとして発売されており、2006年からはカカオ成分の比率が異なる商品を複数展開されました。2012年からの4年間で、売上が約4倍にもなった驚きのヒット商品なのです。

ハイカカオチョコレートの盛り上がりは、今後もさらに増していくでしょう。2016年10月には、ロッテから「スイーツデイズ おいしいハイカカオ74%<エクアドル&ガーナ>」が発売されました。そして2017年3月には、チョコフレーク(日清シスコ)にカカオ73%を配合した「ハイカカオチョコフレーク」が登場。森永製菓は元祖ハイカカオチョコレートをさらに進化させた、「カレ・ド・ショコラ カカオ88」を発売しました。

ワインやコーヒーのように、カカオ豆を楽しむ時代が訪れる!?

「Bean to Bar(ビーントゥバー)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?Beanはカカオ豆、Barは板チョコを意味しています。つまり、Bean to Barは「カカオ豆が主役の板チョコ」のことです。

またBean to Barとは、カカオ豆の仕入れからチョコレートの成形までを1人の作り手、あるいは1つの産地で一貫して行う定義があります。砂糖や乳製品により甘くまろやかに仕上げないため、カカオ豆本来の味を楽しめます。コーヒーやワインのような楽しみ方ができるうえに、カカオの健康効果を実感しやすい魅力の商品なのです。

ダイエットチョコレート食べ比べ試食会