最新のダイエットトレンド11つをまとめてみました。ダイエット成功の最大のコツは継続できる方法を選ぶことです。「今年こそキレイに痩せたい!」と考えていても、なかなか持続できずに諦めてしまっている人は、この機会にいままで試していなかったダイエットをチェックしてみてください。
いまやダイエットの定番となった糖質を抑えるダイエット。糖質は体のエネルギー源となる大切な要素ですが、摂りすぎると脂肪に変わってしまいます。そのため、適度に摂取する糖質量を減らして脂肪の原因を断つダイエット方法です。
体の糖分が少なくなると、インスリンというホルモンが体に蓄えられている中性脂肪をエネルギーに変換してくれるため、脂肪減少につながります。糖質を多く含む主食や甘いものを控えて、糖質の低い食品(低GI食品)を多く摂取しましょう。
上記で説明した方法は、一番スタンダードで続けやすい制限量です。もっと楽に始めたい場合は、夕食の主食だけ抜くところから始めても問題ありません。よりストイックな方法としては、すべての糖質を抜くだけでなく、飲み物や調味料にも気を遣う方法がありますが、こちらは糖尿病の治療などに使われる方法です。あまり長く続けると逆に健康に異常をきたす恐れがあるため、あまり推奨はできません。ストイックに始める場合は、最初だけストイックにはじめて徐々に軽めの糖質制限に切り替えることをおすすめします。
アスリートがよく取り入れているゆで卵ダイエット。その理由は卵に含まれている豊富なたんぱく源にあります。筋肉はたんぱく質をもとに作られるため、ゆで卵でたんぱく質を摂取することで体づくりができるのです。卵は完全栄養食ともいわれているほど栄養価の高い食品。たんぱく質だけでなくビタミンやアミノ酸を含んでおり、1つ食べるだけでも体に必要な栄養素を摂取できます。低GIなので血糖値が高い人も安心して食べることができ、1つあたりの価格も20円程度と手に入れやすく続けやすいのが魅力です。
ゆで卵を食べつづける際に気になるのが、コレステロール値ですが、実は食事で摂取するコレステロールと血中コレステロールは関係ないと厚生労働省が発表しています。以前は1日1個以上は体によくないと言われていましたが、気にせず食べて問題ないようです。
あまり身近な存在ではない果物・いちじく。肌荒れやホルモンバランスを整えてくれるため、美容効果が期待されていますが、ダイエットにも良い効果が期待できるのです。
いちじくには、たんぱく質を分解して消化を助けてくれる酵素「フィシン」、便通を促す食物繊維の「ペクチン」、糖質の分解を助ける「アミラーゼ」と「リパーゼ」が含まれています。どれもダイエット向きの効果を持っている栄養素ですね。
いちじくは生の状態で用意されているスーパーは少ないのですが、ドライフルーツなら用意されていることが多いです。生の状態よりも固くなって噛み応えがあるぶん、腹持ちもよくなります。ただし、ドライフルーツは水分を飛ばして栄養素が凝縮しているぶん、カロリーが高くなっているため、過剰摂取には注意。1日3個を目安に摂取しましょう。
タイガーナッツとは、塊茎(かいけい)と呼ばれる地下茎が成長したもの。実はナッツではなくじゃがいもやサツマイモと同類の野菜に分類されています。200万年前からアフリカでは一般的な食糧として食べられており、食べ物の歴史としては古いのです。タイガーナッツがダイエットに効果的と言われている理由としては、豊富に含まれている食物繊維があります。タイガーナッツにはアーモンドの3倍、ごぼうの14倍の食物繊維が含まれており、快便を促してくれます。
タイガーナッツは食事の前に摂取することで、食べたい気持ちを抑えてくれたり、食事の血糖値の急上昇を抑えてくれる役割があります。お腹が膨れやすい食品なので、食事量を自然とセーブできるでしょう。
注意点としては、ナッツのような小さな間食はついつい食べ過ぎてしまうところ。気付いたら、かなりの量を食べてしまい、結局ダイエットにならなかったということが起こります。
梅干しには「バニリン」と呼ばれる脂肪燃焼成分が含まれています。バニリンは小腸で吸収され、脂肪細胞に刺激を与えることで、脂肪を燃焼してくれるのだとか。梅の名産地でもある和歌山県紀南地域に住む女性201人を対象に調査したところ、日頃梅干しを食べている人は、BMI値が低かったという結果も出ています。
バニリンは加熱することでさらに増えるため、そのままの梅干しよりも温めた方がよりも効果を実感しやすいようです。さらに梅干しには「ムメフラール」「クエン酸」という血行を改善する成分が豊富に含まれているため、代謝が良くなり痩せやすい体づくりに繋がるでしょう。
一度熱を通した梅干しは冷めても増えた成分量を持続してくれるため、数日ぶんを作り置きしておいてもOK。弁当や間食用にタッパーで詰めかえて置いておけるので、楽に続けられます。
えごま油とはシソ科の植物である「えごま」から抽出された油です。えごま油には、オメガ3のαリノレン酸という体内で作れない必須脂肪酸が豊富に含まれています。必須脂肪酸とは、中性脂肪の合成を抑制したり、血管を広げたりしてくれる成分です。血液中に漂っている中性脂肪に有効的なため、生活習慣病の予防にもつながると考えられています。
えごま油ダイエットは、多くのえごま油を摂取するほど良いわけではありません。何事も摂取しすぎは体に毒です。1日小さじ1杯を目安に摂取しましょう。
また、摂取するときの注意点として火を通さないことがあります。オメガ3脂肪酸は熱に弱く、加熱するとその効果が半減してしまいます。そのため、サラダやジュースにまぜるなど、火を通さずに摂取できる方法を選びましょう。酸化もしやすいので、大きなサイズをまとめて買うよりも、すぐに消費できるサイズをこまめに使うことをおすすめします。
マヌカハニーとは、マヌカという木の花から作られる蜂蜜のこと。通常の蜂蜜とは違い、高濃度の「メチルグリオキサール」という成分を含んでいるのが特徴です。メチルグリオキサールは、強い抗菌・殺菌力を持つ成分。そのため、胃を荒らすピロリ菌や悪玉菌から守ってくれて、胃の調子を整えます。さらに、すぐにエネルギーへ変換してくれるため、マヌカハニーの高い栄養価を体へ浸透させてくれるのです。
「寝る前に糖分を摂取するなんて、逆に太るのでは?」と考えてしまいますが、実はマヌカハニーの場合は、寝る前が一番効果的な時間なのです。
人の体は寝ている時間に成長ホルモンが活発に働きます。成長ホルモンが活発に動くために必要なのが、適度なエネルギー源です。マヌカハニーはその成長ホルモンの働きを助けてくれるため、脂肪燃焼効果が高まったり、筋肉量が増えたりと代謝の良い体へ導く効果が期待されています。
タヒチアンダンスとは、その名の通りタヒチで生まれたダンスのこと。フラダンスに近い動きが特徴的で、有酸素運動と無酸素運動をうまく取り入れつつ、ダンスなので楽しく続けられると注目を集めているダイエット方法です。膝を曲げた状態で腰を横に振ったり、回したりするため、自然とくびれができて女性らしい体づくりができます。
下記の動きを1日5分程度続ける。
タヒチアンダンスの基本となる動きを紹介しましたが、文章で説明してもなかなかイメージしづらいと思います。YouTubeなどでタヒチアンダンスと検索すると参考になる動画が出てくるため、本気で取り入れたいと考えている人は、一度動画を参考にしてみると良いでしょう。
ショコダイエットとは、踏み台を上がる降りるを繰り返す昇降ダイエットのことです。家でもできる簡単な運動ですが、ウォーキングや水泳と同じ有酸素運動の効果を得られます。
踏み台を上がったり降りたりを繰り返すことで、下半身の筋肉が鍛えられ代謝が良くなるため、下半身太りの改善に。また。腕を振りながら行うことで、二の腕のシェイプアップにも繋がります。
ショコダイエットの注意点としては、片足だけに負荷をかけないことです。右足で上がって左足を上げて、右足で降りて左足も降ろした後は、できれば左足で上がるところから始めましょう。意識せずに運動すると、右足で上がるのを繰り返してしまいます。すると負荷が右だけにかかるため、足の細さのバランスが悪くなり、左は痩せにくくなります。意識して、左右を変えるようにしましょう。
名前の通り、自転車をこぐような動きのダイエット方法です。寝っ転がった状態で腹筋を使って下半身を宙に上げ、その状態で自転車をこぐように足を回します。効果としては、太もも・ふくらはぎ・ひざまわり・下腹部全体のシェイプアップが望めます。早い人だと1~2週間で効果を感じるので、効果を実感しながら楽しめるところも注目を集めている理由の1つです。
注意点としては、長く続けると腰や股関節を痛める可能性もあるのため、短い時間を毎日続けることがポイントです。腰を上げるのがキツいと感じる人は、床に腰をつけたところからスタートしてもOK。徐々に下腹部の筋肉がついたら、腰を上げることにも慣れてくるため、少しずつでもスタートすることが大切です。
スパッツで歪んだ骨盤を正しい位置に調整して痩せるダイエット方法です。骨盤が歪んでいると内臓の位置がずれやすくなり、お腹のポッコリに繋がると言われています。また、内臓が正しい位置からずれることで、血流の流れを邪魔し、代謝を悪くしているとか。それらを外側から圧迫して矯正してくれるのが、骨盤矯正スパッツです。履くだけで骨盤の歪みが解消されるのが、嬉しいポイントですね。
骨盤矯正スパッツは基本的に着用し続けるだけなので、楽で続けやすいのがメリットです。しかし、24時間ずっと着用し続けると、圧迫によって血流を悪くする可能性もあるので、就寝時は着用しないことをおすすめします。正しい使用方法を守って長く続けるのが成功のコツと言えるでしょう。
食べ物によるダイエットから、運動によるダイエットまで最新のダイエットを紹介しましたが、これらすべてが誰でも効果があるとは言えません。人によって合う・合わないがあります。
合う・合わないの基準の1つが、「続けられるかどうか」です。
人によっては、お金がかかるから続けられない。時間がないから続けられない。キツいから続けられない。と、続けられない理由も千差万別。
自分の続けられない理由は何なのか、またどういう理由があれば続けられるのかを考えて、ダイエット法を選択することをおすすめします。
また、最近のダイエットは「血糖値を急に上げないこと」を重要視する傾向にあります。
血糖値を制御するには、運動だけではなかなか解決できないため、食事面でのアプローチを上手に取り入れることがダイエット成功のカギと言えるでしょう。
その理論とダイエットサポート食についてもまとめていますので、詳しく知りたい方は以下のページも参考にしてみてください。
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